五浦大介~僕が本に教えてもらったこと~

「あなたの本棚に+1冊」面白い本、元気になれる本。気ままに紹介していきます。 twitter/@ray_second

Twitterで新人イラストレーターさんに絵をお願いしたお話し。

 イラストレーターである“雨もようさん”に僕のブログ用イラスト書いていただきました!

絵が上手いことは言うまでもなく、世界観に文字では表現しきれないぐらい感動しています!

ご本人様の許可を得てご紹介させていただきます。

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「読書」作/雨もよう

雨もよう氏が作品に授けたメッセージ

今回イラストを描いてもらうにあたり、僕は『“本を読んでいる”をテーマにしてほしい』とお願いしました。魂が吹き込まれた作品ができあがった軌跡を知ってもらいたいと思う。

 

彼女は、僕の思いをくみ取りこう述べる

 

この作品で、2つの異なる感情の混在を表現させたいと思います。

イラストの男の子にとっての読書とは「人生においてかけがえのないものを得るため、知的欲求を求めて」本を読んでいる。

女の子にとっての読書とは「趣味であり娯楽、少しの現実逃避(息抜き)」のために本を読んでいる。

そうすることで、読書というものは人によってさまざまな価値観が交じり合う、素敵な世界だということをイラストに込めたい。

台車は”ブログで情報を運ぶ”というで意味合いで使ってみました。

 

いかかでしょう?たじろいでいることと思います。そう、その理由は彼女の共感力の高さです。

雨もよう氏の魅力

彼女は本に重点を置き活動しているわけではないのに、こちら要望の本質をとらえ、美しい曲線で描かれたキャラクター、胸を打つ言葉を添えイラストにアウトプットします。彼女の共感力の高さは突出しているといえます。

イラストレーターの方に感受性が高いというのも失礼な話だが、彼女の他の作品をみていただきたい。

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   時を表すメトロノームに繋がれた鎖。 自室の椅子に座ってガスマスク。

もどかしさや、さ迷う推進力、もがきが命のリアルティとなって伝わってきます。

 

これが自画像だとしたのなら、何だか今は危なっかしく見える。彼女の鎖や、ガスマスクが外れた時、彼女は何を描きだすのだろうか。彼女のオリジナルティによる真価がとても楽しみです。

 

雨もようさんのHPはこちらをクリック

http://sep492-tem592ber-t.wix.com/mukiryoku

ケーススタディ

■プロとアマチェアの違いについて

Twitterを通してイラストを依頼したことによって、新しい体験ができました。

まず一つにプロとアマチュアの違いについてです。インターネットの普及やテクノロジーの新化で高性能のPCが手で届く範囲で購入でき、SNSCMSの広がりによって誰でも情報配信ができるようになったため、プロとアマチュアの境界線が年々せばまってきていると、よくメディアでみかけていたがそれを生身で体感できた。

 

だが、いくらせばまってもその境界線がゼロになるという事は100%ない。

「売れる絵について」アマ、プロ数人のイラストレーターとお話しをさせてもらった。

中には、とても絵が上手いアマチュアの方がいて、なぜ『絵を売らないの?』と聞いてみた。彼は『上手くても、自分の好きなものしか描けないから売れないんだ。』と答えた。

 

あぁこれがプロとアマの違いだ。と思いました。アートというのは、自分の満足が人の満足になる商売。そこにはバランスが必要で、バランス感覚がないと人と繋がれないんだ。ということを深く理解しました。

 

■自分の才能を守る

プロの方からはこんな話が聞けた『高い評価を受けた代表作が一人歩きして、それを越えらない自分がいる。実力が追いついていない気がする』とのことだった。

こちらに関しては努力するしかないのだが、代表作が足かせになっているなら、家に眠っているその資料を全て捨ててしまうのも、ありなのかもしれないと思った。

自分で自由を握り潰すのはもったいない。自分の感受性は自分で守るしかないのである。

と僕自身にも言い聞かせています。