五浦大介~僕が本に教えてもらったこと~

「あなたの本棚に+1冊」面白い本、元気になれる本。気ままに紹介していきます。 twitter/@ray_second

【読みたい新刊】「震災風俗嬢」 小野一光

【読みたい新刊】は実際に買って読んだ本ではなく、文字通り僕が読みたい新刊で、これブログに書くような内容なのか?と自分自身疑問に思っています。

僕のメモ書きのようなものですが、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

震災風俗嬢

震災風俗嬢

 

 タイトル、カバーからショッキングさに驚きました。

これは電車の中でタイトル見られると、よかなる勘違いを生みそうなので、コソコソ読まないといけません(笑)

 

作者 小野一光さんってどんな人?

おの いっこう 1966年ールポルタージュ・ノンフィクション作家。

白夜書房で編集に携わり、雑誌を記者を経てフリーライターとして活躍されています。

代表作は、2014年『家族喰い』で講談社ノンフィクション賞候補。2016年『殺人版との対話』で大宅壮一ノンフィクション賞候補として選出されています。

 

著者の本は、今回紹介させていただく『震災風俗嬢』を含めて9冊出版されています。

僕はノンフィクションの本を手にとる勇気があまりないので、一冊も読んだことがありません。

それにしても、、読者をだじろがせるようなストレートのタイトルが多く並んでいます。

 

『震災風俗嬢』はこんな本

東日本大震災からわずか一週間後に営業を再開させた風俗店があった。
被災地の風俗嬢を五年にわたり取材した渾身のノンフィクション。


【本文より】
チャコさん(仮名)が相手にした客のほとんどが、地震津波の被害に遭っていたという。
「家を流されたり、仕事を失ったり。それでこれから関東に出稼ぎに行くという人もいました。あと、家族を亡くしたという人もいましたね」
「えっ、そんな状況で風俗に?」
思わず声に出していた。だが彼女は表情を変えずに続ける。
「そんな場合じゃないことは、本人もわかっていたと思いますよ。ただ、その人は『どうしていいかわからない。人肌に触れないと正気でいられない』って話してました」

―――以上「BOOK」データベースより引用

 

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まとめ

極限状況のときでも人間は性を求めます。いや、これは正しくなくて苦しい状況のときこそ、人肌が恋しくなるでしょう。

『人間が人間である限り、いかなる状況であっても性から逃れることのできない現実を、性にいやしを求め、癒されてる現実を知りかった』と筆者は述べています。

 

この本を調べるに当たって知ったのですが、関東大震災の後や第二次世界大戦の後の東京や大阪の焼け野原でも、性産業は他に先駆けて復興しているようです。

性が必ず人間にとって、必要なものとして現れています。

 

社会学者や人類学者、大手メディアが追っていると、わからなく美談で覆いつくされていた部分がこの本に書かれていそうです。