五浦大介~僕が本に教えてもらったこと~

「あなたの本棚に+1冊」面白い本、元気になれる本。気ままに紹介していきます。 twitter/@ray_second

プロの踊り子が魅せる生きざま 『裸の華』桜木紫乃

自分の命を削り必死になって取り組んできたものを、諦めないといけないが来るかもしれない。来てしまっている人も多くいるでしょう。

命を削ってはやや大袈裟な言い方かもしれないが、毎日毎日、人は年をとっていて死に向かって生きているわけだから、「命を削って」と表現するのもアリというか的確な気がする。

 

日々頑張ってやってきたことを諦めないといけない。手を怪我した美容師であったり、肩を壊したピッチャーといった具合だ。

こういった自らの怪我でなくても当てはまる事例は幾通りある。家族が病にかかり付っきりで看病しないといけない。親の介護のための離職。

問題にぶつかった時、今までやってきたことを逃げるように諦めるのか。向き合い勇気はいるが前に進み続けるのか。

勇気が足りないのであれば、プロの踊り子が魅せる生きざまを覗いてみて欲しい。

 

裸の華

裸の華

 

 ストリップは

20分間の

長編小説だと思った。ーー桜木紫乃

人は強くなれる!胸が熱くなりっぱなしの長編小説

舞台の公演中のケガで思うように踊れなくなったストリッパーのノリカ。逃げるように故郷へと戻り、ダンスショーが売りのバーを開くことに。2人の若い女性が現れる。

師匠から弟子へと伝えられる、「踊り子」としての矜持。

人は傷ついた分強くなれるのだと教えてくれる、胸が熱くなりっぱなしの極上の長編小説。

裸の華 [ 桜木紫乃 ]

価格:1,620円
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作者・桜木紫乃

f:id:daisukegoura:20160923004110j:plain‐‐‐画像出典「音楽 ナタリー」

桜木紫乃(さくらぎ しの)
1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。
2007年同作を収録した『氷平線』で単行本デビュー。2013年『ラブレス』で第19回島清恋愛文学賞を受賞。
同年『ホテルローヤル』で第149回直木三十五賞を受賞。

桜木紫乃 関連作品

起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)

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それを愛とは呼ばず

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霧 ウラル

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